## はじめまして店長の田坂と申します。 陸上と出会い、打ち込んできたことで自分なりに成長できたことが、記録が低いなかでも子頑張っている選手になにか届くものがあれば嬉しく思います。 ### 体が弱かった小学校〜中学時代 私は、小学校〜中学校までは喘息で体が弱く、なんのスポーツをやっても上手くできない子どもでした。 身長も低く、クラスで一番ぐらい走るのも遅かったです。 体育の時間に50mのタイムを計測することがありまして、中学2年生でも9秒を切れていませんでした。 1500mも6分40秒だったことを覚えています。 ただ、それだけ走るのが遅い私でしたが、運動は好きだったんです。 中学3年の夏頃から徐々に体力がついたのか喘息がほとんどでなくなりました。 喘息がひどく美術部(幽霊部員)に入っていたのですが、その頃は公園で野球をしたりサッカーをしたりしていました。 また、全然良くないことなのですが、中学3年生の頃は寝坊が多く、家から学校まで15分ぐらいの距離をよく走っていました。 そうした運動ができるようになっていた中学3年の冬に校内マラソン大会がありました。 2年生のときは120人中、99位。 マラソンも自分の中では他と同じようにダメだと思っていました。 ところが、マラソン大会がスタートしてみると自分の視界には10人ぐらいしかいませんでした。 後ろを振り向くと、ものすごくたくさんの人がいて、自分が上位にいることに気づきゾクゾクするような快感が湧き上がりました。 本当に今まで何をしてもダメ、おにごっこをしてもすぐ鬼にされる、球技も下手と、散々だった自分が上位10番ぐらいを走っていることが信じられませんでした。 最終的にゴールすると12位で終えることができました。 このとき自分は「長距離ならできるかもしれない」と思うようになりました。 ### 高校から陸上部に入部